前走
チャンピオンズC3着の後、一旦放牧へ出されて、1月24日に宇治田原優駿Sから栗東へ帰厩した
サンライズソア(栗東・
河内洋厩舎)。今朝7日は
フェブラリーS(2月17日・東京ダート1600m)に向けた1週前追い切りを行っている。
岡田祥嗣騎手(レースでは
田辺裕信騎手が騎乗予定)が跨り、坂路馬場で
サンライズサーカスとの併せ馬。1回目のハローが終了した直後の時間帯だったが、追い切り頭数はさほど多くない。
5馬身ほど後ろから追走してスタートしたが、前半2Fでその差はほぼ詰まっており、カーブを曲がる頃には完全に射程圏。残り1Fの標識のあたりではいつ前を交わそうかという手応えで仕掛けられると、しっかり伸びて先着した。
時計は4F50.7〜3F36.8〜2F24.2〜1F12.4秒。4F時計は自己ベストを0.7秒も更新する数字。4F51秒台も生涯で3回しか出したことがなく、決して時計が出るタイプではない。それでいて、この時計だから状態に関しては先週から急激に上昇しているのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)