共同通信杯(GIII・東京芝1800m)に美浦から出走する注目馬2頭について、関係者のコメント。
新馬、
ひいらぎ賞(500万下)と2連勝中の
ダノンキングリー(牡3・美浦・
萩原清)が6日(水)、
戸崎圭太騎手を背にポリトラックコースで併せ馬の追い切りを行った。
追い切り後、戸崎騎手は「手応えが十分に良くて、良い感じで走れていました。前走の追い切りにも乗りましたが、その時よりも良くなっていますね。前走が良い切れ味を見せてくれて、強い競馬でした。乗りやすい馬で距離はこなせるとは思いますけど、どの距離がベストなのかはやってみないと分からないです。
距離を延長したことで、前走のような速い脚を使えなかったというケースもありますが、こなせるのではないかという感じもありますし、楽しみにしています」とコメント。
萩原調教師は「追い切りでジョッキーに感触を掴んでもらいました。追い切りの動きが良かったですし、状態も良さそうです。今回は重賞で相手関係と距離に関してはやってみないとわかりませんが、前走(
ひいらぎ賞・500万下・1着)が強い競馬でしたからね」と好レースを期待してるようだ。
出遅れながら好時計で新馬勝ちを収めた
フォッサマグナ(牡3・美浦・
藤沢和雄)は、6日(水)にウッドチップコースで併せ馬で追い切った。追い切りに騎乗した
杉原誠人騎手のコメント。(レースでは
ルメール騎手)
「幼い面はだいぶ抜けてきましたが、本当に良くなるのはもう少し先という感じがあります。その現状でも大きな完歩で弾むようなフットワークで走り、ちゃんと動けていますし、仕上がりは悪くないでしょう。頭数が少ないので、今回は競馬がしやすいと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)