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【京都記念】パフォーマプロミスが反撃 ステイ産駒3週連続重賞Vへ

デイリースポーツ
  • 2019年02月08日(金) 06時00分
 「京都記念・G2」(10日、京都)

 ステイゴールドが15年2月5日に天国へと旅立って丸4年。くしくも愛知杯ワンブレスアウェイ東京新聞杯インディチャンプと、2週連続で産駒が重賞を制覇した。今週もステイの子どもに注目だ。京都伝統の一戦にはパフォーマプロミスステイフーリッシュの有力2頭がスタンバイ。3週連続のタイトル奪取なるか。

 偉大な父ステイゴールドの遺伝子を受け継いだ子どもたちが、年明けから存在感を放っている。現在、2週連続で重賞制覇中。JRA重賞は98勝で節目の100勝にあと「2」と迫る。今週は13年のゴールドシップ阪神大賞典)、フェノーメノ日経賞)、オルフェーヴル大阪杯)以来となる6年ぶりの3週連続重賞Vを狙う。

 有力2頭がタイトルを目指す。重賞2勝馬パフォーマプロミスは、有馬記念14着以来で、〈2011〉と得意の京都で反撃をもくろむ。先週、東京新聞杯で同産駒のインディチャンプを重賞Vへと導いた福永は「先週とはタイプが全然違う馬だけど、今の京都の馬場は問題ない。メンバー的にも楽しみ」と意欲をのぞかせる。

 勝てば厩舎にとって節目の重賞50勝目となる藤原英師は「有馬記念も状態は良かったので分からないところはあるが、うまくスイッチが入れば」と精神面を好走の鍵に挙げる。田代助手は「活気もあるし、今の時計のかかる京都もいい。自分のリズムで競馬ができれば、G2なら」と意気込んでいる。

 一方のステイフーリッシュは、同舞台で行われた昨年の京都新聞杯の覇者だ。藤岡佑は「順調ですし、落ち着きも出てきています。2200メートルは1コーナーまでの距離があるので、ひとつでも前が取れれば」と積極策で勝機を狙う構え。個性の異なる2頭が、持ち味を存分に発揮し、父の血の力をさらに輝かせる。

提供:デイリースポーツ

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