中山記念(2月24日・中山芝1800m)から始動予定の
エポカドーロ(栗東・
藤原英昭厩舎)。中山は昨年の
皐月賞(1着)以来になるが、2戦2連対と好相性の競馬場。今朝14日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースで、
岡田祥嗣騎手が跨っての併せ馬。
ルペールノエルに先行する形で、向正面では3馬身ほど前。そこから相手がじわじわと差を詰めてきたが、走りの安定感はレースと全く同じ。
最後の直線に向くと、相手も並びかけようとしてくるが、こちらが仕掛けるとグンと前へ出る。ラスト1Fはしっかりと追われており、追えば追うほど伸びるといった感じ。逃げ馬のイメージが強いが、追ってからもしっかりしているのがこの馬の強みだろう。
時計は6F81.4〜5F66.3〜4F51.8〜3F37.8〜1F11.7秒。
菊花賞以来のレースになるが、1月13日には栗東へ戻ってきており、乗り込みは十分。だからこそ、この時計で動けると思えるだけに、初戦からどんな走りを見せてくれるか楽しみ。
(取材・文:井内利彰)