スマートフォン版へ

【中山記念】豪華メンバーが集結! 好走の条件とは/JRAレース展望

  • 2019年02月19日(火) 06時00分
 かつては「GIには少し足りない」タイプが存在感を発揮するレースという印象もあったが、近年は様変わりした。ドバイ国際競走への足慣らしとしてスターホースが登場するようになり、さらには2017年からはGIに格付けされた大阪杯へのステップレースの役割も担う。

1.背負っている馬が強い

 57kgを背負った馬が過去10年で[4-4-4-35]で、58kgを背負った馬が[3-1-3-3]。落ち着いた頭数になることが多いことも手伝って、斤量を背負った馬が能力を発揮しやすいレースである。58kgを背負った馬は10頭いるが、1番人気は2頭だけ(両方1着)。斤量が嫌われて人気を落とすことが多いが、逆に馬券的には美味しい。

2.2000m以上の実績を重視

 過去10年の勝ち馬9頭には、それ以前に2000m以上の重賞で勝ち鞍があった。唯一の例外であるトーセンクラウンも、2000m以上で3勝して福島記念で3着の実績を持っていた。マイル路線と中距離路線の一流馬が相まみえるレースだが、2000m以上をこなせる中距離タイプが有利という傾向。

3.差し一手のタイプは苦しい

 2018年1番人気のペルシアンナイトは前走のマイルCSを追い込んで勝ったが、中山記念では脚を余して5着。2017年も同様に追い込んだ1番人気アンビシャスが4着に敗れた。また、ヴィブロスは中山では紫苑S勝ちがあったが、中山記念では5着、8着。開幕週の1800m戦ということもあり、好走実績が差し・追い込みに偏っている馬は疑ってかかる必要がある。


 スワーヴリチャードは昨春、早めに動く競馬で金鯱賞大阪杯を連勝。ジャパンカップでも好位の競馬からレコード決着の3着に粘り込んだ。スタートの不安は残るが、追走スピード自体はこのメンバーでも上位だろう。東京コースではキレ味負けする結果が多いことを思えば、馬力と持続力が活きる中山コースはむしろ合っているのではないか。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す