24日に中山競馬場で行われる
中山記念(4歳上・GII・芝1800m)について種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みは
ディープインパクト。3回で
ステイゴールド、
ローエングリンが続く。
ディープインパクト産駒は0-1-3-12。最多の馬券絡みとはいえ、複勝率25.0%、複勝回収率50%と数字は振るわない。17年には1番人気
アンビシャス、2番人気
リアルスティールが、昨年は3番人気の
ヴィブロスが馬券圏外に沈んでおり、むしろ軽視に妙味があったのだが、今年の登録馬に
ディープインパクト産駒はいない。来年以降、参考にしていただきたい。
ステイゴールド産駒は2-1-0-6で複勝回収率67%。馬券に絡んだのは09年
ドリームジャーニー(4番人気2着)、13年
ナカヤマナイト(2番人気1着)、18年
ウインブライト(2番人気1着)の3回で、残り6回は全て5番人気以下だった。上位人気に支持される力量がある馬であれば、信頼して良さそう。今年は
ウインブライトが登録している。
また、
ステイゴールド系と捉えれば、
オルフェーヴル産駒の
エポカドーロと
ラッキーライラックが出走を予定。
ローエングリン産駒は0-1-2-1。
ロゴタイプが4度出走し、3、2、7、3着と3回馬券に絡んでいて、
ローエングリン自身も
中山記念1着、3着、1着と走っている。舞台適性の高さは間違いない。今年は地方から
ハッピーグリンが参戦予定。相手がかなり揃った印象だが、警戒は必要だ。
ハーツクライ産駒は2-0-0-2。14年
ジャスタウェイ(2番人気)、15年
ヌーヴォレコルト(3番人気)が優勝している。今年は
スワーヴリチャードが登録しており、上位人気が見込まれている。
ハービンジャー産駒は0-0-0-2。昨年、
ペルシアンナイトが1番人気で5着と人気を裏切っている。今年は
ディアドラと
マイネルサージュが出走予定だ。