日本ダービー4着、
菊花賞2着とクラシック路線で差のない競馬をしてきた
エタリオウ(栗東・
友道康夫厩舎)。2019年は
日経賞(3月23日・中山芝2500m)から始動を予定しており、今朝21日はレースに向けた追い切りを行っている。
大江祐輔調教助手が跨って、CWコースで単走。馬の少ない時間帯だったが、入口付近で少し立ち止まって、馬の気持ちを優先するような形での馬場入り。キャンターに移ってからの雰囲気も落ち着いていい感じ。
向正面に入って、少しずつラップを速めていく感じで最後の直線へと向いていくが「まだ気持ちが集中し切れないところがあって、最後の直線では内にもたれましたし、ゴールを過ぎてからは外へ逃げる感じでした」と同助手。
とはいえ、動きはさすがに力強くて鋭い。時計も6F84.7〜5F68.5〜4F52.7〜3F39.2〜1F12.4秒と詰まってきたので、順調に良化してきている。これからも追うごとに良くなっていくと思われるだけに、その動向に注目したい。
(取材・文:井内利彰)