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【チューリップ賞】桜花賞の最重要ステップ、やはり阪神JF組が強し/JRAレース展望

  • 2019年02月27日(水) 06時00分
 桜花賞の主役候補はここから始動する。2015年のルージュバック(きさらぎ賞)、2016年のメジャーエンブレム(クイーンC)と、チューリップ賞以外を経由した馬が桜花賞で1番人気に支持されることもあったが、2018年からチューリップ賞がGIIに格上げされたことで、最重要トライアルとしての位置付けがより強固なものになっていくだろう。

1.阪神JF組強し

 過去10年間で阪神JFから直行した馬は[7-3-5-8]。そこで5着以内だった馬に限定すると[7-2-4-4]となる。能力やコース経験に加えて、スケジュール面の余裕も好成績につながっているものと考えられる。

2.キレ味が要求される

 かつてはあまり時計が速くならないことが多かったが、ここ3年間は1分33秒前後の好タイムでの決着が連続している。2016年1・2着のシンハライトジュエラーはいずれも上がり3F33秒0で、2017年も上位3頭のソウルスターリングミスパンテールリスグラシューは上がり3F33秒台をマーク、2018年も33.3秒で上がったラッキーライラックマウレアのワンツーだった。

3.オープン特別組は期待値が低い

 紅梅SエルフィンSなど、前走でオープン特別を走っていた馬は過去10年で[1-1-2-33]と、人気になる馬が少なくないことを考えるともうひとつの成績だ。一方、前走で新馬や未勝利を勝ったばかりの馬が[1-1-1-20]。ほとんどが人気薄でもあり、馬券的な期待値はこちらのほうが上回る。


 ダノンファンタジーは初戦を敗れてから3連勝、阪神JFを制した。以前は行きたがる面があったが、折り合いに進境を見せ、前走は後方一気の差し切り勝ち。レースの幅も広がった。初戦で敗れたグランアレグリアとの再戦までは負けられないという思いは強いだろう。

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