優勝馬には
高松宮記念への優先出走権が付与される
トライアルレース。実際、2010年、11年に
高松宮記念を連覇した
キンシャサノキセキ含め、過去10年の連対馬20頭中5頭がこのレースを
ステップに本番で結果を残している。過去10年で1〜3番人気は6勝2着5回3着2回。一見すれば平穏傾向だが、1番人気は1勝2着2回と芳しくない成績だ。
シルクロードS2着◎
エスティタートを狙う。準オープン級の常連として昨年夏までは1400m戦を中心に使われてきたが、1200mの桂川特別を勝った以降は不利があった
京阪杯5着、
シルクロードS2着とス
プリント重賞で健闘を続けている。追い込み一手のために展開に左右されがちな面は否定しないが、準オープン時代に挑戦した
京都牝馬Sは4着と3着。昨年は勝った
ミスパンテールからコンマ1秒差3着で、
デアレガーロにもクビ差まで迫った。今なら、重賞でも通用する能力の持ち主と判断した。
過去2年連続して2着○
ナックビーナスが相手筆頭。中山競馬場の芝1200mコースは8戦して2勝だが2着5回。
スプリンターズSで勝馬からコンマ4秒差7着だった以外は大きく崩れていない。前走カーバンクルSは58キロを背負って伸びきれなかったが、今回は4キロ減の54キロ。今度は前走以上のパフォーマンスを見せてくれることだろう。
カーバンクルSで圧巻の逃げ切り勝ちを演じた▲
モズスーパーフレアにも勝機はありそうだ。中山芝コースは3戦して2勝2着1回。久しぶりの重賞挑戦にはなるが、前走のラップは重賞並みの厳しいものだった。
エスティタート同様に1200m戦で充実一途の△
エントリーチケットも紙一重で、△
ナインテイルズ、△
ラブカンプーもまだ見限れない。準オープンを勝ち上がったばかりでもスピード互角の△
カイザーメランジェのスピードも互角と見る。