今年は
ドバイシーマクラシック(3月30日・メイダン芝2410m)に選出され、初めての海外遠征となる
シュヴァルグラン(栗東・
友道康夫厩舎)。今朝6日はレースに向けた追い切りをCWコースで行っている。
日経賞(3月23日・中山芝2500m)の出走を予定している
エタリオウとの併せ馬。藤岡康太騎手が騎乗して先行していたが、向正面での行きっぷりは軽快。先週に比べると、かなりスピード感ある走りだった。
4コーナーから最後の直線に向くところでも、きっちりスピードに乗った感じ。内から
エタリオウが追いつこうとするが、相手の反応が鈍いこともあり、先行していた時の差はなかなか詰まらない。
そのままのスピードを持続してゴールまで駆け抜け、先着でのフィニッシュ。もたもたした印象は全くなく、見た目には今週でレースでも良いくらいの仕上がり。時計も6F82.6〜5F67.7〜4F53.0〜3F38.4〜1F11.9秒と速い。
来週も13日に追い切りを行い、14日には検疫厩舎へ移動する予定となっている。
(取材・文:井内利彰)