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【金鯱賞】エアウィンザー豪脚 G1馬5頭相手にも陣営胸張る出来!

デイリースポーツ
  • 2019年03月07日(木) 06時00分
 「金鯱賞・G2」(10日、中京)

 G1馬を撃破し、さらなる大きなステージへ-。G2戦とはいえ、G1馬5頭がそろった豪華メンバーだが、目下4連勝中のエアウィンザーに臆するムードはない。約2年ぶりにコンビを組む武豊も、そのたくましい成長ぶりを感じ取る。15日は自身にとって50回目のバースデー。40代最後のJRA重賞を決める構えだ。

 目下4連勝中と完全に本格化したエアウィンザー。G1馬5頭がそろった豪華メンバーの中でも、その存在感は際立っている。

 6日の栗東CWでの最終追い切りでも、機敏なアクションを見せた。馬なりで5F71秒8と全体的には控えめだが、ロードラウレア(3歳新馬)と併入し、ラスト1Fは12秒0と鋭い末脚を発揮した。

 辻野助手は「間隔はあきましたが、牧場でもしっかり乗り込んでいるし、動きや息遣いを見ても、中身はできていますね」と仕上がりの良さに胸を張る。

 1週前リハにまたがった武豊も「久しぶりに乗ったけど、いい動きだった。素質を感じていた馬だけど、力強くなってきたね」と称賛していた。レース騎乗は共同通信杯(6着)以来だが、2年前と比較しての大きな成長を感じ取ったようだ。

 重賞初制覇となった前走のチャレンジCで武豊は、2着マウントゴールドに騎乗していた。4角から直線入り口にかけ、外からアッという間にかわされ、「素通りされたね。めっちゃ強かった」と感嘆しきり。辻野助手も「一戦一戦、力をつけている。メンタル面の成長も大きいですね」と、気性面の改善を快進撃の要因に挙げる。以前は勝ち切れない部分があったが、今では最後まで走り切る集中力が備わっている。

 15日に50歳のバースデーを迎える武豊にとっては、今回が40代最後のJRA重賞レースだ。「乗り味が良く、センスもある。いいチャンスをもらった」と意気込みを口にした。40代ラストのG1だったフェブラリーSインティでV。今回も区切りの勝利をきっちり決めてみせる。

提供:デイリースポーツ

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