優勝馬に大阪杯(3/31・GI)の優先出走権が与えられる金鯱賞(GII・中京芝2000m)に美浦から出走する2頭について、各調教師のコメント。

■メートルダール(牡6・美浦・戸田博文)について、戸田調教師
「昨年の金鯱賞(8着)は不甲斐なかったですが、今回はローテーションが違うので馬に活気もあり雰囲気が良いですね。今週(3/6)の追い切りも良い動きで、良い感じで臨めそうです。前走(AJCC・GII・3着)はGI馬(フィエールマン・2着)を相手に最後まで食らいついていました。今回もメンバーは強いですが、前走を見るとこの馬の力は捨てたものではないと思いますし、適性のあるコースでうまく噛みあえばやれていいと思います」

■ショウナンバッハ(牡8・美浦・上原博之)について、上原調教師
「前走(大阪城S・OP・9着)は阪神の外回りコースのワンターンに戸惑ったのと緩めの馬場の影響なのか、案外の結果でしたが、終いの脚は良かったですね。レース後疲れは見られないので、連闘することにしました。道悪は良くないので天気が鍵になりますが、好成績のある中京で改めてと思っています」

(取材・文：佐々木祥恵)