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【阪神大賞典】天皇賞・春の前哨戦、あの馬の巻き返しを期待/JRAレース展望

  • 2019年03月12日(火) 06時00分
 古馬長距離路線自体が衰退していることにくわえて、一昨年から大阪杯がGIに格上げされた影響で、出走メンバーのレベルは低下傾向にある。ただし、昨年の勝ち馬レインボーラインが本番も連勝したように、天皇賞・春の前哨戦としての重要度は不動だ。

1.中距離で戦えるスピードが必要

 昨年の勝ち馬レインボーラインは、前年の天皇賞(秋)の3着馬で、3歳時にはマイルのアーリントンCを勝っていた。2着のサトノクロニクルも芝2000mのチャレンジCの勝ち馬で、2015年に7番人気で2着したデニムアンドルビーにも、ローズS勝ち、ジャパンC2着などの中距離実績があった。

2.格下レースからの臨戦は苦しい

 過去10年で前走がGIII以下だった馬の勝利は2012年のギュスターヴクライが最後。その年は大本命オルフェーヴルの逸走で話題になった年だ。前走がGIII以下だった馬の2着も過去5年で1回のみ。

3.小回り実績が必要

 過去10年の勝ち馬にはすべて、中山や京都・阪神の内回りなど、直線が短いコースの芝1800m戦以上で勝利した実績があった。2着馬についても、10頭中7頭がこの条件をクリアーしている。コーナー6回でゴール前直線が短いというコース設定なので、不器用なタイプは勝ち負けにかかりにくい。


 ロードヴァンドールは前走の日経新春杯で大敗したが、1000mの通過が58.3秒というハイペースを3番手で追走してのもの。休み明けから二度使って調子は上向いており、巻き返しを期待したい。これまでGIIでの2着が2回あり、今年のメンバーでは実績上位の部類。昨年の日経賞で0.2秒差4着があるようにコーナー6つの競馬も問題ない。

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