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【阪神大賞典】シャケトラ動き文句なし 重賞連勝へ…陣営は前走以上を強調

デイリースポーツ
  • 2019年03月14日(木) 06時00分
 「阪神大賞典・G2」(17日、阪神)

 重賞連勝を狙うシャケトラが13日、栗東CWで3頭併せを敢行。僚馬2頭を大きく追走すると、馬なりのまま併入に持ち込む軽快リハ。長期休養明けでいきなり重賞制覇を飾った前走から、さらなる良化ぶりを示した。

 さすがの脚力だ。シャケトラは栗東CWで3頭併せ。6Fでバリオラージュ(5歳500万下)を1秒、ショパン(6歳1000万下)を1秒4と離れた後方から追走を開始。直線でインに潜り込むと、自らハミを取って加速。一瞬で前に取り付き、最後は馬なりで併入。6F84秒5-38秒1-11秒7をマークした。

 「気で走るタイプなので、気を出してくれるかの確認。動きもいいし、気持ちも出してくれた」と辻野助手が追い切りの意図を説明した。うなるような走りから“気”が伝わり、思うような仕上げがかなった。

 1年1カ月ぶりの休養明けとなった前走で重賞Vの離れ業。左前肢骨折を克服し、見事な復活を遂げた。「1年以上あいていたとは思えないレースぶり。前回より良化具合が早いし、体もシャープになって動ける体つき。前回よりも悪いということは、間違いなくない」と前走以上を強調する。

 課題は距離。17年天皇賞・春は9着に敗れている。「そこに尽きる。気持ちで走るので、前半ごまかして気持ちを温存し、最後につながれば。それができれば次の天皇賞につながると思うので、クリアしてほしい」と期待する。前走Vはまだ序章。連勝で盾獲りへ歩を進める。

提供:デイリースポーツ

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