14日、船橋競馬場で行われた地方交流の特別戦・柏の葉オープン(かしわ記念トライアル・4歳上・ダ1600m・1着賞金500万円)は、3番手から進めた御神本訓史騎手騎乗の1番人気ベンテンコゾウ(牡5、船橋・川島正一厩舎)が、直線で早めに先頭に立つと、これをマークするように追い込んできた2番人気ヒガシウィルウィン(牡5、船橋・佐藤賢二厩舎)の猛追をクビ差抑え、優勝した。勝ちタイムは1:41.0(稍重)。ベンテンコゾウは5月6日に船橋競馬場で行われる第31回かしわ記念(JpnI・ダ1600m)の優先出走権を獲得した。

【御神本訓史騎手のコメント】
「前回はちょっと上手く乗れなかったんですけど、今日は道中リラックスさせて乗ることができました。相手も上がってきて、いいメンバーが揃ったレースでしたが、無事結果を残すことができて、関係者の皆様に感謝しております。

　今日は最初の2ハロンくらい速い流れで入ったので、上手く息を抜けたんですけど、前半から飛ばす形になってベンテンコゾウも最後脚が止まりそうでしたが何とか持ちこたえてくれました。最後来るのはあの馬(2着ヒガシウィルウィン)だろうなと思っていたんですが、最後クビ差ですけど凌ぐことができました。

　岩手の方からすごい実績でこちらに移籍していただいた馬で、陣営もしっかり結果を出さなければと思っていて、馬もそれに応えてくれています。僕もそれを止めないようにしっかり乗りたいと思っています」

(取材：高橋正和、編集：netkeiba)