1着馬に
天皇賞・春(4/28・GI)の優先出走権が与えられる、
阪神大賞典(GII・阪神芝3000m)に美浦から出走する2頭について、管理する各調教師のコメント。
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コルコバード(牝6・美浦・
木村哲也)について、木村調教師。
「今週(3/13)は併せた馬の動きの兼ね合いで、手綱を押していく感じになりましたが、動き自体は良かったです。ここまで手控えたつもりもないですし、年齢を重ねて肉体的にも良い方に向いてきました。状態も良いと思います。前走(
愛知杯・GIII・5着)はこの馬には距離が短かったですね。阪神への輸送があっても、今回のように長い距離の方が良いでしょう」
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ソールインパクト(牡7・美浦・
戸田博文)について、戸田調教師。
「喉に疾患がありますが、それ以外は問題ないです。稽古の動きも良く、状態は申し分ありません。喉は完全な麻痺ではないので、競馬で影響が出なければ前走(
ダイヤモンドS・GIII・4着)くらいは走れますし、疾患があっても長い距離をこなせるのは珍しいですね。あてにはできませんが、上手くいけばここでもやれて良いでしょう」
(取材・文:佐々木祥恵)