GIに昇格して3回目となる
大阪杯。今年も8頭のGI馬をはじめ、豪華メンバーが揃った。勝利を手にするのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/31(日)
大阪杯(4歳上・GI・阪神芝2000m)
ブラストワンピース(牡4、美浦・
大竹正博厩舎)は昨年末の
有馬記念を制覇。古馬の大将格
レイデオロを破り、クラシックでは無冠に終わった悔しさを晴らした。今回はそれ以来のレースだが、休み明けは問題ないタイプで、阪神コースでも
毎日杯勝ちの実績がある。2つ目のGIタイトル奪取を期待したい。
キセキ(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)は2017年の
菊花賞馬。昨年は春こそ不振だったものの、秋は逃げの
スタイルを確立して、衝撃のレコード決着となった
ジャパンCで2着に入るなどGI戦線を盛り上げた。秋4戦目だった前走の
有馬記念は5着だったが、リフレッシュした今回は勝ち負けを期待したいところだ。
ワグネリアン(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)は
福永祐一騎手とのコンビで昨年の
日本ダービーを制覇。秋も始動戦の
神戸新聞杯を完勝したものの、その後は疲れが取れず休養に入った。この
大阪杯が復帰戦となるが、調整は順調。世代の頂点に立った力を見せることができるか。
その他、昨年の
皐月賞馬
エポカドーロ(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)、GI・2勝目を狙う
ペルシアンナイト(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)、昨年の
マイルCS覇者
ステルヴィオ(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)、2017年の
皐月賞馬
アルアイン(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)、
金鯱賞3着から臨む
エアウィンザー(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。