ベテラン漫才コンビ・オール阪神・巨人のオール巨人(67)が31日、兵庫・阪神競馬場で行われたG1レース「
大阪杯」でプレ
ゼンターを務めた。当初は相方のオール阪神(62)も登場予定だったが、体調不良で検査入院中のため、単独での参加となった。表彰式で
北村友一騎手と握手をかわした巨人は「(レースは)本当に迫力がある。出させていただいた表彰式は、あのときだけ横殴りの雨。一生、忘れません」と笑顔を見せた。
競馬は詳しくないという巨人は、当初予定された競馬好きの阪神に代わって、ジミー大西、ペナルティ・ヒデ、
ミサイルマンとともに全レース後にパドックで行われた
大阪杯のレース回顧にも参加。メールをやり取りした阪神の指示で、(2)
ワグネリアンを本命として馬券を購入したというが、惜しくも3着に終わった。
レース前にブログを更新し「的中したら阪神ちゃんの体調も良くなるでしょうし、そうなると、復帰も早くなるでしょ」としていた巨人は、「『間違って買うて当たった』っていうてうそをついてメールを送ろうかな」とコメント。最後には「阪神君が(競馬)大好きですから、(次回は)ぜひ一緒に来たいと思います」とコンビでの来場を誓った。
巨人はブログで阪神の病状にも触れた。「27日の水曜日から検査入院してまして、以前から強いメニエル病を抱えていまして、27日も朝から目眩(めまい)と少しの手の痺れが有ったようで、近くの病院に自分で出向いたら、検査入院した方が良いと言うことで、少しの間ですが、漫才はお休みをもらうことになりました」と、持病もある阪神が病院へ行き、入院を勧められた経緯を説明した。当面、単独の仕事が増える巨人は「少しの間は1人で勤められる舞台・仕事はやらせていただきます!」と意欲を明かした。
提供:デイリースポーツ