31日、阪神競馬場で行われた
鳴門S(1600万下)は、最後の直線コースで14番
フュージョンロック(藤井勘一郎騎手)が内側に斜行したため、直後を走行していた12番
クリノフラッシュ(
和田竜二騎手)が同馬に触れ、転倒。
さらに11番
メイショウオルソ(
太宰啓介騎手)が、
クリノフラッシュに触れてつまずき、騎手が落馬したため、競走を中止した。
この件について
フュージョンロックの藤井騎手は、4月6日(土)から14日(日)まで、9日間(開催4日間)の騎乗停止となった。
藤井騎手は奈良県御所市出身の35歳。昨年度まではオーストラリアなど海外を中心に騎手として活動していたが、2019年度、6度目の受験で
JRAの騎手免許試験に合格。今月から
JRAの騎手として騎乗している。
なお、競走中止した
クリノフラッシュは、人馬とも異状なし。
メイショウオルソは馬は異状なし、太宰騎手は頭部打撲症、頸部打撲症と診断された。