「
ドバイターフ・UAE・G1」(30日、メイダン)
持てる全ての力を振り絞った。一昨年の覇者
ヴィブロスが昨年に続く2着に力走。先に抜け出した
アーモンドアイを目掛け末脚を繰り出したが、世界女王との差は最後まで詰まらなかった。初めてコンビを組んだバルザローナは「完璧なレースができた。うまくなだめていい位置を取れて、最後は素晴らしい脚を使ってくれた」と目を細める。
今回がラストラン。海外遠征では崩れ知らずで、特にドバイは【1】【2】【2】着と最後まで一級品の走りを見せた。「本当にドバイが合っていますね。この後は関西空港から、(福島県の)ノーザンファーム天栄を経由して北海道へ。これで引退になりますが、今度は
ヴィブロスの子をドバイに連れて行きたい」と友道師。厩舎に初の海外G1をプレゼントした名牝に、別れを告げる。
提供:デイリースポーツ