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【桜花賞】単勝1倍台が4連敗中、あの穴馬に注目したい/JRAレース展望

  • 2019年04月02日(火) 06時00分
 桜花賞では、過去10年間で6頭が単勝1倍台に支持された。しかし、ルージュバックメジャーエンブレムソウルスターリングラッキーライラックと、最近は単勝100円台の人気馬が4連敗している。それ以前には、ブエナビスタハープスターが勝っているが、両馬はいずれも単勝配当が120円だった。桜花賞では、それくらいの支持がないと「鉄板」とは言えないのかもしれない。

1.牡馬混合戦での好走経験が活きる

 昨年のアーモンドアイシンザン記念の勝利をステップ桜花賞を制覇した。2017年の勝ち馬レーヌミノル小倉2歳S勝ち、2016年の勝ち馬ジュエラーシンザン記念2着、2015年の勝ち馬レッツゴードンキ札幌2歳S3着、2014年の勝ち馬ハープスター新潟2歳S勝ち。牡馬相手の好走履歴は、近年の桜花賞を勝つための必須に近い条件になっている。

2.前走は着順より人気を重視

 レーヌミノルは8番人気での勝利だったが、前走フィリーズレビューでは単勝180円の断然人気(2着)だった。ジュエラーは、チューリップ賞1番人気2着→桜花賞3番人気1着。レッツゴードンキチューリップ賞2番人気3着→桜花賞5番人気1着。前哨戦を少し負けて人気を落とした馬が桜花賞で巻き返す、という現象が繰り返されている。

3.小さい馬は勝ちが遠い

 コース改装以降の12回で、馬体重450kg未満の馬の勝利は2008年のレジネッタのみ。2017年は466kgのレーヌミノルが436kgのリスグラシューを半馬身退け、2016年は494kgのジュエラーが426kgのシンハライトにハナ差で、2014年は478kgのハープスターが418kgのレッドリヴェールにクビ差、2013年は484kgのアユサンが430kgのレッドオーヴァルにクビ差で競り勝った。1着争いが接戦になった場合、ほとんど小さい方が競り負けている。


 エールヴォアは阪神JFの前日に行われたエリカ賞を快勝した。芝2000mで牡馬の評判馬を一蹴したのだから、並の牝馬ではない。前走フラワーCではコントラチェックの快走の前に2着に敗れたが、マークした1.47.8は翌日のスプリングSの勝ちタイムと同じ。中山で行われたフラワーCとしては出色の好タイムだ。前走で510kgという大型馬で、ひと叩きされた上積みも大きい。スケールが大きな馬で、一線級とは初顔合わせでも楽しみは大きい。

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