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【阪神牝馬S】以前のイメージにとらわれ過ぎないように/コース解説

  • 2019年04月06日(土) 07時00分
 6日に阪神競馬場で行われる阪神牝馬S(4歳上・牝・GII・芝1600m)の舞台となる阪神芝1600m外。このコースについて解説していく。

 阪神コースは2005年から2006年にかけて改修工事が行われ、新装オープンは2006年末の開催。このコース改修に伴い、阪神芝コースは外回りが新たに設けられ、外回りの一周距離は2089mと、右回りで最も大きな競馬場へと生まれ変わった。外回りコースの直線距離は473.6mで、ゴール前には高低差1.9mの急坂が待ち構えている。

 阪神芝1600m外は向正面からのスタート。444m走って3コーナーへ突入する。4コーナー手前からゆっくりと下っていき、残り200m地点から急坂となっている。

 コース改修によって、パワー重視から直線での瞬発力重視のコースへと変貌を遂げた。また、旧コースでは外枠の不利が取り沙汰されることが多かったが、新コースではむしろ内枠がふるわない傾向にある。

 阪神牝馬Sは15年までは芝1400m内での施行で、芝1400m内と芝1600m外では求められる適性が大きく異なる。予想の際には、以前のイメージにとらわれ過ぎないことが重要だ。この条件変更によって、レースレベルもぐっと上がり、近2年は阪神牝馬Sの上位馬が、ヴィクトリアマイルでも複数頭、馬券になっている。

 2回阪神は、前2日はAコース、後6日目はBコースを使用する。つまり、阪神牝馬SはBコース替わり3日目ということになる。前週の大阪杯は、ペースや内回りコースということもあるだろうが、上位を一桁馬番が独占する結果となった。馬場の内が恵まれる状態か否かはしっかりと確認しておきたい。なお、大阪杯の決着タイムは2.01.0。前日の降雨の影響から時計を要する馬場だった。

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