皐月賞トライアルの
スプリングS(GII)を制した
エメラルファイト(牡3・美浦・
相沢郁)は、3日(水)にウッドチップコースで1週前追い切りをこなした。相沢調教師のコメント。
「前走(
スプリングS・GII・1着)はスタートが決まったのが良かったですね。前走後も体はキープできていますし、追い切りの動きも良く、デキ自体は変わりないです。
皐月賞でも前走と同じような競馬ができればさほど差はないでしょうし、2000mに距離が延びても大丈夫だと思います」
新馬、
ひいらぎ賞(500万下)、
共同通信杯(GIII)と無傷の3連勝の
ダノンキングリー(牡3・美浦・
萩原清)も、3日(水)にウッドチップコースで1週前追い切りを行った。萩原調教師のコメント。
「中間は放牧を挟んで順調にきていて、今週(4/3)の追い切りの動きも良かったです。ポリトラックではなく今回はウッドチップで追い切っていますが、馬の状況に合わせて調整をしています。馬体重の変動はあまりない中で、1戦1戦馬体の成長を感じています。気性面に関しては特に変わらず来ています。
新馬戦は僅差の勝利でしたが、その後2戦は良い勝ちっぷりで内容も使うたびに良くなっていると評価をしています。今回はGIで相手も強くなりますし、距離延長はやってみないと分かりませんが、好レースを期待したいです。追い切りにジョッキーが乗るかどうかは、馬の様子を見て判断したいと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)