04年
京都大賞典、05年
京都記念(共にGII)を制した
ナリタセンチュリー(牡7、栗東・
藤沢則雄厩舎)が、25日付で登録を抹消、現役を引退することとなった。今後は北海道日高町のベイシカルスクールトレーニングセンターにて種牡馬として繋養される予定。
同馬は
父トニービン、母は
JRA・4勝の
プリンセスリーベ(
その父ノーザンテースト)という血統。従妹に05年
秋華賞(GI)3着の
ニシノナースコールがいる。02年1月にデビューし、4戦目で初勝利。古馬になりOP入りすると、04年
中京記念(GIII)2着、
天皇賞・春(GI)5着など堅実な走りを続け、
京都大賞典で
年度代表馬ゼンノロブロイを破り重賞初勝利を果たした。05年
京都記念で重賞2勝目を挙げた後、1年2か月に及ぶ長期休養を余儀なくされた。休み明け初戦の06年
天皇賞・春は12着に敗れたが、最後のレースとなった前走の
宝塚記念(GI)で、10番人気ながら
ディープインパクトの2着に健闘した。通算成績23戦8勝(重賞2勝)。