スマートフォン版へ

【天皇賞・春参考レース】菊花賞出走馬では、フィエールマンら上位3頭を含む5頭が再戦

  • 2019年04月26日(金) 20時04分
 昨年の菊花賞からは、上位3頭を含む計5頭が天皇賞・春に登録。現時点で登録がある馬の一覧と菊花賞での着順は下記の通り。過去10年では、菊花賞に出走したのちに、翌年の天皇賞・春を制した馬はキタサンブラックヒルノダムールがいる。

1着 フィエールマン
2着 エタリオウ
3着 ユーキャンスマイル
5着 グローリーヴェイズ
14着 メイショウテッコン

■レース総括

 ダービー馬ワグネリアンが不在の一戦は、前走の新潟記念で古馬を子ども扱いしたブラストワンピースが1番人気に。トライアルの神戸新聞杯ワグネリアンに次ぐ2着となったエタリオウ皐月賞馬のエポカドーロと続いていた。

 先手を主張したアイトーンを尻目にジェネラーレウーノがハナを取ると、すぐにペースは落ち着き、最初の1000mは1:02.7のスローペースに。2周目に入っても目立った動きを見せる馬はおらず、馬群が凝縮されつつも淡々とした流れでそのまま直線へ。

 道中じわじわとポジションを押し上げていったエタリオウが早め先頭に立つと、馬群の間からフィエールマン、連れてユーキャンスマイルも上がってくる。最後はフィエールマンエタリオウとの叩きあいをハナ差制して優勝。上位3頭を含む5頭が上がり3F33.9を記録する、瞬発力勝負の一戦となった。

■各馬振り返り

・1着フィエールマン
 キャリア4戦目での優勝はグレード制の導入以降最少キャリアとなった。これまでの後方待機から一変、中団で折り合いをしっかりつけると、直線で持ち前の瞬発力を爆発させ、前走から1200mの距離延長をこなして見せた。

・2着エタリオウ
 スタートしてスッと後方に控え、1周目の手前では後方2番手を追走。そこから徐々にポジションを上げていき、残り400mを切ったあたりで先頭に。自ら動いていき直線外を回っての強い内容だった。

・3着ユーキャンスマイル
 道中はバッチリと折り合い、終始インを回ってロスのない立ち回り。先着を許した2頭を前に見ながら直線へ向くと、そのまま上がり3F最速タイで流れ込んだ。

・5着グローリーヴェイズ
 不利といわれる大外枠からの発走。スタートもあまりよくないなか、展開も向かず4コーナーでも大外をまわる厳しい競馬となった。それでも直線ではしぶとく脚を伸ばしてポテンシャルを見せた。

・14着メイショウテッコン
 「スタートがすべて」と鞍上の松山弘平騎手が述べたように、これまでよりポジションは後ろで、自分の競馬が出来なかったか。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す