「マイラーズC・G2」(21日、京都)
破竹の3連勝で
東京新聞杯を制覇。加速をつけて挑む
インディチャンプは17日、栗東坂路で戦闘態勢を整えた。
シエラネバダ(4歳500万下)を前に見ながら登坂。強い前進気勢を巧みに制御し、前半を14秒0-13秒6で切り取って行く。後半はパートナーを手応えで圧倒。手綱を緩めると瞬時に反応し、12秒6-12秒5(全体4F52秒7)という加速ラップでまとめた。
滑らかなアクションで、0秒7先着した内容に、騎乗した福永は「やり過ぎないよう気を付けて、最後は余力のある形で。息遣いも良かったし、太め感もありません」と好感触を伝え「トモの入り方が、この前とは全然違う。競走馬として、一段レベルアップしたのは確か」とさらなる上昇ぶりを実感した。
「G1馬もいますからね。胸を借りるつもりで」。音無師は慎重に言葉を選びながらも「(調教は)テンをゆっくり入れたからね。良かったと思います」と仕上がりには自信をのぞかせた。リフレッシュを経て
スケールアップ。マイル王の座を視界にとらえた。
提供:デイリースポーツ