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【青葉賞】ダービートライアルの好走条件とは/JRAレース展望

  • 2019年04月24日(水) 06時00分
 94年に重賞に格上げされて以降、青葉賞を経由して日本ダービーに挑んだ馬は72頭いるが未だに「本番」で勝利できた馬はいない。しかし2001年以降、青葉賞勝ち馬のダービーでの戦績は(0・5・2・11)(複勝率38.9%)と、中々の確率で上位争いに食い込んできているのも事実。シンボリクリスエスゼンノロブロイのように、後に有馬記念天皇賞・春など、スタミナが求められる大レースで活躍した馬がいるのも特徴だ。

1.末脚の生きるレース

 過去10年で3着以内に入った30頭の内、実に24頭が前走の上り3Fタイムで3位以内をマークしていた。また過去10年の勝ち馬の4コーナーの平均通過順位は7.6。先行馬より差し馬の方が優勢になりやすいレースだ。

2.前走条件戦組も軽視できない

 昨年こそスプリングSからのローテで挑んだゴーフォザサミットが優勝したが、それ以前はアザレア賞(500万下)を勝ってここに臨んだ馬が3年連続で優勝するなど、前走条件戦組の活躍も目立つ。阪神の2400mや中山2200mなど、豊富なスタミナが要求されるレースで好走してきた馬の台頭に注意しておきたい。

3.前走の単勝人気上位馬が中心

 過去10年の出走馬を前走の単勝人気別でまとめてみると、前走1・2人気だった馬は(8・6・8・41)と好成績。逆に6人気以下だった馬は(1・3・0・55)と今一つ。前走が重賞であれ条件戦であれ、しっかり人気に推されて来た馬が中心になるとみてよさそうだ。


 アドマイヤスコールは中山芝2200mの水仙賞を優勝。中緩みのない展開ながら中段でしっかり脚を溜め、きっちり差し切る好内容の競馬だった。前々走のセントポーリア賞で33.2の末脚を発揮しているように、末脚のキレは上々。スタミナは問題ないし、東京2400mの舞台でもう一段階上のパフォーマンスを期待できそうだ。

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