27日に東京競馬場で行われる
青葉賞(3歳・GII・芝2400m)について枠順・馬番別に検証していく。
馬番別では、最多となる4回の馬券絡みが10番。3回で2番と6番、2回で3番、4番、5番、7番、9番、12番、13番、17番が続く。どこからでも満遍なく好走馬を輩出しており、馬番による有利不利は少ない印象を受ける。
ただし、出走頭数に限らず大外枠だけは連対例がなく、現行コースで開催されるようになった2003年以降でも「0-0-1-15」という成績だ。なお、13頭立てで行われた2016年に1番人気の支持を集めていた
レーヴァテインが唯一の馬券圏内好走馬。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-2-0-15 複勝率16.7% 複勝回収率36%
2枠 1-2-0-15 複勝率16.7% 複勝回収率90%
3枠 1-1-1-15 複勝率16.7% 複勝回収率55%
4枠 2-1-1-15 複勝率21.1% 複勝回収率38%
5枠 2-0-4-14 複勝率30.0% 複勝回収率133%
6枠 1-2-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率100%
7枠 1-2-1-23 複勝率14.8% 複勝回収率38%
8枠 1-0-3-24 複勝率14.3% 複勝回収率27%
そして、4番人気以下に限定した場合の枠順別成績が下記になる。
1枠 0-1-0-14 複勝率6.7% 複勝回収率26%
2枠 1-2-0-13 複勝率18.8% 複勝回収率101%
3枠 1-0-1-12 複勝率14.3% 複勝回収率60%
4枠 0-1-0-13 複勝率7.1% 複勝回収率16%
5枠 2-0-2-13 複勝率23.5% 複勝回収率140%
6枠 1-2-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率100%
7枠 0-2-1-18 複勝率14.3% 複勝回収率44%
8枠 0-0-1-20 複勝率4.8% 複勝回収率15%
内でも外でも極端な枠順からは人気薄の激走に期待しづらい傾向があり、人気馬においても単勝支持率を考慮すると10年
ペルーサ(1枠2番)が56.9%、09年
アプレザンレーヴ(8枠17番)が40.6%と、圧倒的な存在でなければ1枠および8枠からは勝利できていなかったことを覚えておきたい。