29日に新潟競馬場で行われる
新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
馬番別では、最多となる4回の馬券絡みが5番。3回で2番、4番、6番、9番、16番、2回で1番と11番が続く。なお、過去10年で3着以内に好走した30頭のうち過半数を超える16頭が6番より内目の枠を引いていた。
昨年も1枠1番
スズカデヴィアス(5番人気1着)、1枠2番
ナスノセイカン(11番人気3着)と1枠の馬が揃って好走していたが、現行コースで開催されるようになった2001年以降でデータを集計しても、1〜6番の馬が一頭も3着以内に好走しなかったのは2004年の一度だけである。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 3-0-2-15 複勝率25.0% 複勝回収率103%
2枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率114%
3枠 2-4-1-13 複勝率35.0% 複勝回収率211%
4枠 0-1-1-17 複勝率10.5% 複勝回収率23%
5枠 3-1-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率59%
6枠 1-0-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率52%
7枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率59%
8枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率56%
1〜3枠がいずれも複勝回収率でプラス収支を記録しており、2年に1回のペースで10番人気以下の人気薄が波乱を演出している。
18年 1枠2番
ナスノセイカン(11番人気3着)
17年 3枠6番
マイネルフロスト(11番人気2着)
15年 2枠4番
ナカヤマナイト(13番人気2着)
12年 3枠5番
ダンツホウテイ(11番人気2着)
09年 3枠6番
ニホンピロレガーロ(16番人気2着)
ちなみに1〜3枠かつ10番人気以下で3着以内に好走した馬が上記5頭。今年も面白そうな穴馬がいないか枠順発表後にチェックしてみて欲しい。