前走
大阪杯4着後も栗東に在厩して調整を続けている
マカヒキ(栗東・
友道康夫厩舎)。次走は
宝塚記念(6月23日・阪神芝2200m)を予定しているが、レースまで2ヶ月以上の間隔をトレセン在厩で調整するのは最近では珍しいこと。
これについては「緩めると良くなるのに時間がかかる馬。トレセンで調整させてもらうことでどんどん良くなっていますよ」と大江祐輔調教助手。
今朝25日はCWコースで7Fから15秒のラップで入っていく。向正面から3コーナーも同じようなラップを踏んでいくが、その姿勢がすごくいい。そんな雰囲気をゴールまでしっかり保ってのフィニッシュとなった。
時計は7F99.6〜6F84.5〜5F70.0〜4F55.9〜3F41.8〜1F13.8秒。レースまでの間隔を思えば、十分すぎるくらいの時計だが、このくらいの負荷を継続することが状態の良さに繋がっていくのだろう。年齢的なものもあって、3歳時の絶好調時と比較できないが、現状でベストパフォーマンスを出せる状態に向かっていることは間違いない。
(取材・文:井内利彰)