「天皇賞(春)・G1」(28日、京都)
6番人気の
グローリーヴェイズは2着だった。
もどかしい-。
グローリーヴェイズは惜しくも首差の銀メダル。直線入り口から
フィエールマンとの長く続いたマッチレースは、まさに意地と意地とのぶつかり合いだ。外から懸命に馬体を合わせに行くが、あと一歩だけ届かなかった。戸崎圭も「あそこまで行ったら勝ちたかった」と悔しそうに唇をかんだ。
川田の騎乗停止で直前に巡ってきたチャンス。鞍上は「イメージ通りの競馬はできた。とても乗りやすくて長距離戦が合う馬。休み明けでここまで走れば大したもの」と相棒の健闘をたたえた。尾関師も悔しさを見せながらも「勝ちに行く競馬をした結果だから、仕方ない。これからもっと良くなってくる馬」と前を向いた。これがデビューからまだ8戦目の4歳馬。訪れる新たな時代に、明るい未来が待っていることだけは間違いない。
提供:デイリースポーツ