5月19日(日)に東京競馬場、芝2400mで行われる
オークス。今朝2日はレースに向けた2週前追い切りを各馬が行っている。
前走
桜花賞5着の
ビーチサンバ(栗東・
友道康夫厩舎)はCWコースで単走。テンはゆっくりとした入りで、道中も落ち着いたフットワーク。もともとゆったりとした走りだったが、ここ最近はより走りにゆとりがあるように見える。
その分だけ、エンジンのかかりが遅いようにも思えるが、いい脚を長く使えるようになっている。今回もゴールを過ぎてからの脚色が全く衰えず、力強い走りができている。時計は6F84.6-5F68.4-4F53.0-3F38.6-1F11.9秒。今の動きなら、距離延長は不安というよりも楽しみでしかない。
クロノジェネシス(栗東・
斉藤崇史厩舎)は馬の少ない時間帯のCWコースで単走。こちらも非常にゆったりとした走りで、時計は6F89.3-5F72.3-4F56.6-3F41.8-1F13.3秒と遅いが、これもフットワークがゆったりとしているだけに、距離延長は歓迎だろう。
そして、デビューから3連勝中の
ラヴズオンリーユー(栗東・
矢作芳人厩舎)はCWコースで単走。こちらは道中から、程よいスピード乗りで飛ばしていき、最後の直線も推進力抜群。時計は6F82.5-5F67.5-4F52.7-3F38.3-1F12.2秒と水準程度だが、安定した走りが勢いを感じさせる。
(取材・文:井内利彰)