春の古馬女王決定戦。ここは
ラッキーライラックに注目したい。前走の
阪神牝馬Sでは惨敗したが、巻き返してのGI・2勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/12(日)
ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・東京芝1600m)
ラッキーライラック(牝4、栗東・
松永幹夫厩舎)は前哨戦の
阪神牝馬Sで8着と惨敗したが、3コーナーで挟まれて後退し、直線でも行き場をなくす不利があった。豪華メンバーの
中山記念で2着に入っているように、まともにやれれば能力は上位。巻き返してのGI・2勝目を期待したい。
アエロリット(牝5、美浦・
菊沢隆徳厩舎)は米国の
ペガサスワールドCターフに挑戦して9着だったが、このメンバーなら力上位だろう。昨年の
ヴィクトリアマイルは落鉄に泣いて4着も、それ以外では
NHKマイルC優勝・
安田記念2着など牡馬相手でも連対を外していないコース巧者。雪辱を期待したい。
ミッキーチャーム(牝4、栗東・
中内田充正厩舎)は
阪神牝馬Sで重賞初制覇。2走前の
中山牝馬Sではシンガリ負けを喫したが、初のマイル戦で巻き返した。
中山牝馬Sは輸送の影響で惨敗しただけに、今回もそれがカギとなるが、クリアできれば上位争いは必至だろう。
その他、ダービー卿CTで2着の
プリモシーン(牝4、美浦・
木村哲也厩舎)、
オークス馬
ソウルスターリング(牝5、美浦・
藤沢和雄厩舎)、
中山牝馬S7着からの巻き返しを期す
ノームコア(牝4、美浦・
萩原清厩舎)、
福島牝馬Sで久々の勝利を挙げた
デンコウアンジュ(牝6、栗東・
荒川義之厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。