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ウィクトーリアなど、オークス1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2019年05月10日(金) 18時59分
 オークスに美浦から出走予定の注目馬4頭の1週前情報。

ウィクトーリア(牝3・美浦・小島茂之)について、小島調教師。
「水曜日(5/8)に帰厩して、翌日は北の角馬場で乗りました。若干緩みがあるのは仕方ないですね。牧場からの送り出しの馬体重が478キロでしたが、こちらに来た時には10キロほど減っていました。ただ見た感じはフックラしていて、雰囲気は良いです。

 前走(フローラS・GII・1着)は、結果的に脚質の幅が広がるような競馬でしたね。本番までにしっかり仕上げられるイメージはありますし、レースになればジョッキーにお任せですね」

カレンブーケドール(牝3・美浦・国枝栄)について、国枝調教師。
「前走(スイートピーS・L・1着)はスタートで出負けしましたが、スローペースを見越してうまく立ち回ってくれましたね。競馬が上手な馬なので、距離延長にも対応してくれるでしょう。在厩で調整してきましたが、変わりなく元気一杯です」

コントラチェック(牝3・美浦・藤沢和雄)について、津曲調教助手。
「前走のフラワーC(GIII・1着)は強い内容でした。ローテーションの兼ね合いで中山を使っていましたが、半姉のバウンスシャッセオークスで3着でしたし、東京でどんな走りをするのかを見たいと思っていました。

 本当の一戦級とあたるのは初めてになりますが、これまで乗ったジョッキーも距離は大丈夫だと言ってくれています。控えて負けた時は極端のスローで上がりだけの競馬でしたし、流れる競馬になってほしいですね」

シャドウディーヴァ(牝3・美浦・斎藤誠)について、斎藤調教師。
「1週前は岩田騎手に乗ってもらいましたが、跨った瞬間に馬が良くなっていると言ってくれましたし、追い切り後も何の心配もないと話をしていたのが収穫でした。以前から大きいフットワークでしたが、それもさらに良くなってきています。元々この舞台に適性があると思ってオークスを狙ってやってきましたが、ここまでは青写真通りです。

 前走(フローラS・2着)は内が少し詰まってもったいないレースになりましたが、2400mなら直線でバラけると思いますので、競馬はしやすくなるでしょう。東京の2400mには適性があるはずなので、他の馬が苦にするようならつけ入る隙があると思います」

(取材・文:佐々木祥恵)

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