「
ヴィクトリアマイル・G1」(12日、東京)
もうひと花咲かせたい-。7歳の春を迎えた
レッツゴードンキが15年
桜花賞以来のG1制覇を狙う。10日朝は栗東坂路を4F62秒1-14秒0で軽く駆け上がり、体調を整えた。同馬は
グレード制を導入した84年以降、牝馬ではトップのJRA・G1出走回数(17回)を記録しており、梅田師も「いつも元気いっぱい。タフな牝馬で頭が下がる。7歳でも衰えを全く感じない」と目を細める。
7枠14番と外めの枠順に「特に希望はなかったし、どこでも気にしていなかった。(ゲート後入れの)偶数だからいいんじゃないの」と前向きに捉える。続けて「乗り方はジョッキー(岩田康)に任せるが、ここなら内から行く馬を行かせて、出たなりの競馬ができそう」とレースをイメージしていた。
今年で4年連続の参戦。「これまで結果(10、11、6着)が出ていないのは、前走の
高松宮記念で
ピークになっていたからかな。ただ、今年は直線で不利があったりして力を出し切れなかった。その分、上積みが見込めそう」と、過去3年と比べ、状態の良さを感じ取っていた。
Vなら84年以降で最長間隔(4年0カ月29日)でのG1美酒。ベテランがロングシュートを決める。
提供:デイリースポーツ