桜花賞馬
グランアレグリアは不在。今年は
桜花賞上位組と、別路線で強い勝ち方をしてきた馬との争いとなりそうだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/19(日)
オークス(3歳・牝・GI・東京芝2400m)
コントラチェック(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)は
フラワーCを快勝。ハナを切って、直線ではノーステッキで後続を突き放すという非常に強い内容だった。その後は
桜花賞に向かわず、この
オークスに直行してきた。初の左回り、距離延長を乗り越えての戴冠なるか。先週の
ヴィクトリアマイルで早くも
JRAのGIを制した
D.レーン騎手の手綱捌きにも注目したい。
クロノジェネシス(牝3、栗東・
斉藤崇史厩舎)は
桜花賞で3着。直線で馬群に押し込められる場面があったが、進路を確保してからはよく脚を伸ばした。今回は2戦2勝の東京コースで、距離延長も問題はなさそう。
ヴィクトリアマイルを制した姉
ノームコアに続きたいところだ。
ラヴズオンリーユー(牝3、栗東・
矢作芳人厩舎)は
ドバイターフを制した
リアルスティールの全妹という良血馬。新馬戦、
白菊賞、
忘れな草賞と無傷の3連勝を飾っており、着差も一戦ごとに広げている。初の関東遠征、強敵相手のここでも楽しみの方が大きい。
ダノンファンタジー(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)は1番人気に支持された
桜花賞で4着。早めに動いた
グランアレグリアを追いかけたものの、結果的にそれで直線の伸びを欠いてしまった。今回は距離延長がカギとなるが、巻き返してのGI・2勝目なるか。
その他、
桜花賞2着の
シゲルピンクダイヤ(牝3、栗東・
渡辺薫彦厩舎)、
ソウルスターリングとの姉妹制覇を狙う
シェーングランツ(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)、
桜花賞5着の
ビーチサンバ(牝3、栗東・
友道康夫厩舎)、
フローラSを制した
ウィクトーリア(牝3、美浦・
小島茂之厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。