18日に京都競馬場で行われる
平安S(4歳上・GIII・ダ1900m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、京都ダート1900mで開催されるようになった2013年以降を集計対象とする。
馬番別では、最多となる3回の馬券絡みが1番と6番。2回で9番、10番、11番、14番が続く。また、過去6年だけでも1番と9番で2勝ずつ、合計4勝している偏りが見られ、下記の通り人気面でもバラつきがあったことを踏まえれば興味深い傾向と言えそうだ。
2018年 5枠9番
サンライズソア(7番人気1着)
2017年 5枠9番
グレイトパール(1番人気1着)
2015年 1枠1番
インカンテーション(4番人気1着)
2013年 1枠1番
ニホンピロアワーズ(1番人気1着)
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-0-1-8 複勝率27.3% 複勝回収率239%
2枠 0-1-0-11 複勝率8.3% 複勝回収率35%
3枠 0-1-1-10 複勝率16.7% 複勝回収率76%
4枠 0-1-1-10 複勝率16.7% 複勝回収率64%
5枠 3-0-1-8 複勝率33.3% 複勝回収率262%
6枠 0-2-1-9 複勝率25.0% 複勝回収率55%
7枠 0-1-0-11 複勝率8.3% 複勝回収率54%
8枠 1-0-1-10 複勝率16.7% 複勝回収率45%
やはり1枠と5枠に異様な偏りを見せている点は無視できない。2014年には12番人気で
クリノスターオー(5枠10番)が勝利しているほか、2017年3着の
マイネルバイカ(1枠1番)も15番人気だった。また、馬券に絡めなかったとしても2013年
アメリカンウィナー(1枠2番)が12番人気ながら4着(3着とはクビ差)に激走していたので、傾向として頭の片隅に入れておいても損はないだろう。