15日、
川崎競馬場で行われた第11回
川崎マイラーズ(3歳上・ダ1600m・1着賞金1400万円)は、好位でレースを進めた
坂井英光騎手騎乗の1番人気
キャプテンキング(牡5、大井・
的場直之厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の8番人気
トロヴァオ(牡6、大井・
荒山勝徳厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒4(良)。
【
坂井英光騎手のコメント】
「正直今日は負けられないと思っていたんですが、思った以上に最後苦戦して、ゴール前ちょっとヒヤッとしました。夏場強い馬じゃないので、徐々に暑くなってきている影響が出てるのかと思いました。返し馬などでいつもより軽さを感じました。
レース中は感じが良くて、4コーナーで仕掛けた反応も良く、これなら大丈夫と思ったんですけど、最後ゴール前で脚が鈍って詰め寄られたのでビックリしました。
どんなに強い馬でも重賞4連勝というのは大変で、どこかで負けたりするので、今日がそうかなと思ったんですが、底力があります。今後もっと強い馬と対戦するようになっても、このまま突っ走っていけるように頑張っていきます」
【
的場直之調教師のコメント】
「スタートして包まれたので、外に出せるかなと心配しましたが、4コーナーで出るといい脚を使ってくれました。もう少し伸びるかなと思ったんですが、ゴールまで何とか凌いでくれました。ここのところずっと順調に来ていましたので、いい状態で、良い結果が出ると思っていました。
右回りも左回りも、どういう競馬でも出来、レースが上手いのが強みだと思っています。これで少し一休みして、秋からに備えます。JBCに行きたいと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)