大阪杯4着の後も栗東に在厩したまま、
宝塚記念(6月23日・阪神芝2200m)に向けた調整を続けている
マカヒキ(栗東・
友道康夫厩舎)。レースは1ヶ月以上先になるが、4月から順調に追い切りを重ねており、今朝16日もその一環として、CWコースで時計を出している。
アドマイヤポラリス、
サヴォワールエメを先導する形での3頭併せ。前半は少し遅めのラップだったが、3コーナーあたりから
マカヒキがペースを上げて、後ろ2頭がそれについてくる感じ。
最後の直線は大外を通って、後ろから並びかけてくるまで待つ。最内
サヴォワールエメが一気に内から抜けてきて、そこで
マカヒキがようやく
アクセルを踏むといった感じだった。
ここでの反応がかなり良くて、逆に
サヴォワールエメを追い越していく。時計は6F81.6〜5F66.0〜4F51.2〜3F37.0〜1F11.7秒と速く、こんなイメージで走ることができるのなら、これまで以上に前で競馬ができるはず。現時点でこれだけ動ける状態だから、レースに向かっていくにつれて、楽しみな動きを見せていくのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)