04年
全日本2歳優駿(交流GI)を制した
プライドキム(牡4、栗東・池添兼雄厩舎)が、9月1日付で
JRA競走馬登録を抹消した。今後は船橋・川島正行厩舎に移籍することになっている。
同馬は、
父アフリート、
母ステファーナ(
その父リアルシャダイ)という血統。伯母に95年京都牝馬特別(GIII)を制した
システィーナがいる。04年8月にデビューし、2戦目の2歳未勝利(札幌、ダート1000m)で初勝利を飾る。重賞初挑戦となった
デイリー杯2歳S(GII)は13着に敗退したが、兵庫
ジュニアGP(交流GIII)で重賞初制覇を達成。続く
全日本2歳優駿で、後に
羽田盃、
東京ダービー(ともに南関東G1)の南関東2冠を制する
シーチャリオット以下に4馬身差をつけて圧勝する。その後は、05年兵庫CS(交流GII)3着、06年
マーチS(GIII)で2着に入ったものの勝ち星には恵まれず、今年5月の
サウジアラビアRC(OP)8着を最後にレースから遠ざかっていた。通算成績16戦4勝(重賞2勝、うち地方4戦2勝)。