5月26日に行われる日本ダービー(3歳・牡牝・GI・東京芝2400m)。東京コースで共同通信杯を制しているダノンキングリー(牡3、美浦・萩原清厩舎)はこれまで4戦3勝、唯一負けた皐月賞でもタイム差なしの3着と安定している。

【萩原清調教師】
「前走の皐月賞(GI・3着)は直線で良い脚を使って伸びてきましたし、良い競馬をしてくれました。帰厩後も順調に来ています。馬の様子に合わせて、ウッド、ポリトラックなど追い切る場所を決めていて、1週前はウッドチップコースで追い切りましたが、動きも良かったです。

　ジョッキーには追い切り後のゲート練習で感触を確かめてもらいました。特に前走の疲れは感じないので、その点は大丈夫でしょう。ここ数戦と比べても、気性面を含めて一戦ごとに良くなっています。レース間隔が詰まっている点に関しても、影響はなく順調に来ています。スピードがあるところがこの馬の長所です。距離の延長も心配は特にしていませんし、東京コースも問題ないでしょう。速い時計の馬場も気にしてはいません」

(取材：佐々木祥恵)