スマートフォン版へ

【安田記念】最強牝馬は好走条件も満たしている/JRAレース展望

  • 2019年05月28日(火) 06時00分
 春の東京GIのラストを飾る、上半期のマイル王者決定戦。よく荒れることでも知られるレースだが、今年は果たして。

1.締まったペースになりがち

 過去10年の平均前半3Fタイムが34秒0(不良馬場の14年を除く)なのに対し、マイルCSは34秒5。また、道中で1F12秒台のペースを刻んだケースが安田記念は2回なのに対しマイルCSは4回もある。当然コース形態の違いも影響しているだろうが、安田記念マイルCSと比べ締まったペースになりやすい。

2.差し馬が優勢

 過去10年の結果を前走の4角通過順位ごと(前走海外組を除く)にまとめてみると、前走4角3番手以内だった馬は複勝率13.5%なのに対し、4〜9番手だった馬は複勝率17.1%、10番手以降だった馬は複勝率26.8%。前走後方からレースを進めていた馬の方が成績が良く、差し馬優勢と見てよいだろう。

3.非サンデー系の台頭

 過去10年で馬券になった延べ30頭の内、父がサンデーサイレンス系だった馬は11頭。これはマイルCSは17頭、ヴィクトリアマイル(今年含む)は19頭いることを考えると少ない数字だ。マイルGIの中では非サンデー系の馬が台頭しやすいレースであると言えるだろう。


 アーモンドアイは前走ドバイターフで圧巻の競馬。道中は6番手付近を追走し直線では持ったまま先頭に躍り出た。抜け出したのが早かった分最後は詰め寄られかけたが、危なげない競馬だったと言ってよいだろう。末脚はピカイチで速いペースにも対応可能。死角という死角は見つからない。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す