スマートフォン版へ

【安田記念】高速決着の安田記念では短距離適性が問われやすい/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年05月30日(木) 11時45分
 6月2日に東京競馬場で行われる安田記念(3歳上・GI・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のタニノギムレットが続き、2回がシンボリクリスエスローエングリンスクリーンヒーローキングカメハメハハーツクライサクラバクシンオーマンハッタンカフェとなっている。

 ディープインパクト産駒は延べ32頭が出走して「2-1-2-27」複勝率15.6%、複勝回収率76%となっており、出走頭数を考慮すれば単純に上位評価するわけにはいかないだろう。同産駒から連対した3頭(17年1着サトノアラジン、15年2着ヴァンセンヌ、11年1着リアルインパクト)は、いずれも1400m以下の重賞で好走歴があった点に注目してみたい。

 今年はエントシャイデン、ケイアイノーテック、サングレーザーダノンプレミアムの4頭が出走を予定しているが、上記重賞実績を満たす馬となるとサングレーザー(17年スワンSなど)しかいないので、上位人気必至のダノンプレミアムの結果は気になるところだ。

 断然人気が予想されるアーモンドアイ、そしてステルヴィオは共にマイルG1実績のあるロードカナロア産駒。同産駒は安田記念初出走となるものの、父ロードカナロア自身が13年に同レースを制しているので舞台適性にも不安はなさそうだ。また、モズアスコットサトノアラジンStorm Cat内包馬が2連覇していることからもロードカナロアは強調しやすく、いまのレコードが連発している東京競馬場の高速馬場適性という意味でもプラスのイメージを持ちやすい。

 最後に安田記念は非サンデーサイレンス系種牡馬の好走が多く見られるレースでもあるので、上記2頭のロードカナロア産駒以外でもアエロリットグァンチャーレサクラアンプルールフィアーノロマーノペルシアンナイトモズアスコットには警戒が必要かもしれない。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す