安田記念(GI・東京芝1600m)に美浦から出走する
サクラアンプルール(牡8・美浦・
金成貴史)と
ロードクエスト(牡6・美浦・
小島茂之)の2頭について、追い切り後の各調教師のコメント。
ウッドチップコースで
横山典弘騎手が騎乗して併せ馬の追い切りを行った
サクラアンプルールについて、金成調教師。
「今回距離をマイルに短縮したことでよく距離について質問されるのですが、以前からマイルで走らせてみたいと考えていましたし、元々スタートが良くて器用な馬なので、距離短縮は気にしていません。今週(5/29)の追い切りの動きもまずまずでしたし、良い状態で臨めそうです。あとはGIのこのメンバー相手に、どこまでやれるかでしょう」
ウッドチップコースで
石川裕紀人騎手が騎乗して併せ馬の追い切りを行った
ロードクエストについて、小島調教師。
「今週(5/29)は、自然にジワーッと上がって行くのは構わないけど、一気には行かないようにという指示を出しての追い切りでした。ハミのかけ方がわかってきたと石川騎手は話をしていました。
以前はダクも踏めないくらい体に硬さがありましたが、硬くなりそうな筋肉をお金をかけてケアさせてもらっていることもあり、柔らか味がありますね。
さすがにこのメンバー相手に一発狙うとは言えませんが、ここ最近では1番良い状態だと思います。終いを生かす競馬を現状では考えていますが、当日の馬場状態などを考慮して作戦を決めようと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)