未勝利から
全日本2歳優駿まで3連勝した
ノーヴァレンダ(栗東・
斉藤崇史厩舎)。前走
伏竜Sは5着に敗れてしまったが、そこから立て直して、5月24日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩している。
今朝5日は
ユニコーンS(6月16日・東京ダート1600m)に向けた1週前追い切り。
北村友一騎手が跨って、
ヴィッセンを追いかける内容だった。
向正面から速いラップを刻んでいき、テンから14秒を切っていく。4コーナーから最後の直線あたりはさらに加速して、最後は内から抜け出して先着のゴール。時計は6F79.2〜5F65.6〜4F51.7〜3F37.8〜1F11.9秒と全体も終いも速い。
ゴール前、追われてから四肢を伸ばした力強いフットワークは連勝していた頃の勢いが戻ってきた感じ。この時点でここまでの負荷をかけることができれば、来週はさほど強い調教は必要ないだろうが、前回から巻き返すだけの態勢は整っている印象を受ける。
(取材・文:井内利彰)