5日、
大井競馬場で行われた第65回
東京ダービー(3歳・ダ2000m・1着賞金4200万円)は、2番手でレースを進めた
山崎誠士騎手騎乗の3番人気
ヒカリオーソ(牡3、川崎・
岩本洋厩舎)が、3コーナーで先頭に立って後続を振り切り、直線で追い上げてきた1番人気
ミューチャリー(牡3、船橋・
矢野義幸厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分9秒4(良)。
さらにアタマ差の3着に2番人気
ウィンターフェル(牡3、船橋・
川島正一厩舎)が入った。
勝った
ヒカリオーソは、父
フリオーソ、
母ヒカリヴィグラス、
その父サウスヴィグラスという血統。前走の
京浜盃はレース中に鼻出血を発症したため、14着と敗退。1冠目の
羽田盃は不出走となったが、見事立て直してダービー馬の称号を手にした。
鞍上の
山崎誠士騎手は
東京ダービー初制覇。父
フリオーソは2007年の
東京ダービーで2着に敗れており、その無念を産駒が晴らす形となった。