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函館スプリントS・G3」(16日、函館)
重賞初Vを目指す
リナーテが12日、函館競馬場の芝コースで軽快な動きを見せた。
京都牝馬S、京王杯SCと連続2着。レースでもコンビを組む藤岡康がまたがり、函館芝を単走。終始馬なりだったが、直線は迫力満点の動きを披露。5F66秒8-36秒5-11秒6のタイムで駆け抜けた。
スタンドで見届けた須貝師は「馬がしっかりして、立ち回りが上手になった」と昨年からの急成長を感じ取る。「レース間隔がそんなにあいていないけど、ノーザンファーム早来でしっかり乗り込んでくれているからね。きょうは雰囲気を味わうだけで十分」と状態の良さに胸を張った。
藤岡康とは昨年9月以来のコンビ再結成。「成長を感じるし、うまく力をつけてくれた」と相棒の成長を喜びつつ、「ここで騎乗依頼を頂けたので結果を出したい」と、自らの手綱で初のタイトル獲得へ導く構えだ。
提供:デイリースポーツ