高松宮記念9着後、一旦放牧へ出されており、6月5日にグリーンウッドから栗東へ帰厩した
アレスバローズ(栗東・
角田晃一厩舎)。次走は昨年勝った
CBC賞(6月30日・中京芝1200m)へ向けて調整中。今朝20日はその1週前追い切りを行っている。
坂路で単走。これはいつものパターンで、スタートはゆっくりというのもいつもと変わらない。ラップは1Fごとに速くなっているが、見せ場は後半。特に残り300mあたりでの脚の回転速度は半端なく、ぐんぐんとスピードに乗っていく。
その勢いのままゴールして、時計は4F51.9〜3F37.2〜2F23.9〜1F11.9秒。全体時計はさほど速くないが、2Fが24秒を切って、最後が11秒台。迫力満点という言葉がぴったりな豪快な追い切りだった。昨夏はス
プリント重賞を連覇しているだけに、この季節なら俺の出番とばかりに主役候補に名乗り出てきた。
(取材・文:井内利彰)