スマートフォン版へ

【宝塚記念】レーンV締めだ JRA最終週、リスグラシューと偉業に挑む

デイリースポーツ
  • 2019年06月21日(金) 06時02分
 「宝塚記念・G1」(23日、阪神)

 初めてJRAの短期免許を取得し、約2カ月間で30勝をマーク。ノームコアでのG1・ヴィクトリアマイル制覇を含む重賞5勝と大活躍中のダミアン・レーン騎手(25)=豪州。免許最終週となる今週は、宝塚記念で初コンビを組むリスグラシューで、2つ目のビッグタイトルを狙う。初来日から鮮烈な印象を残した豪州の若手実力派が、JRAでのラストウイークも、その確かな手腕を存分に見せつける。

 G1&重賞戦線を中心に勝ち星を量産。高い技術を誇示するレーンが、最終週をG1制覇で締めくくる。

 コンビを組むのは、紅一点リスグラシュー。19日の最終追いには栗東トレセンに駆けつけ、「反応も良く、最後もしっかり脚を見せてくれた。どんな競馬でも能力を出せるタイプだと思う」と、初騎乗ながら早くも十分に手応えは感じ取っている。引き当てた枠順は8枠12番。過去10年で6勝を挙げるピンク帽を得たのは吉兆と言っていいだろう。

 25歳の若さで、初来日とは思えない適応力を見せた。「素晴らしい経験ができた。JRAを含め、多くの方に協力してもらった。いい能力の馬に、数多く乗ることができた。楽しかった。“もう2カ月たったんだ”って、ビックリした」と目を丸くするほどだ。

 函館、新潟、東京、阪神競馬場を転戦。各地でさまざまな日本の文化にも触れた。「日本食もおいしかった。また来年も、短期免許で来たいね」と熱望する。26日以降は、NAR(地方競馬全国協会)でも約1カ月の短期免許を取得。帝王賞(26日・大井)では有力馬オメガパフュームに騎乗予定だ。その前に上半期のグランプリで、史上4頭目の牝馬制覇という“大仕事”に挑む。

 「非常に強い相手とのレース。5、6頭勝ってもおかしくない馬がいる。注目するのはキセキレイデオロスワーヴリチャード。もちろん、リスグラシューもチャンスがあるよ」と力が入る。来日中の父マイケル・レーン氏も見届ける一戦。「父の前でいい結果が出せれば」と腕ぶす豪州の若き名手が、今週も存在感を見せつける。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す