本日26日に大井競馬11R(発走時間20:05)で行われる
帝王賞(4歳上・ダ2000m・1着賞金6000万円)にGI/JpnIウイナー7頭を含む14頭が出走する。過去地方馬の優勝も多かったものの、2010年の
フリオーソ以降はすべて中央馬に軍配が上がっている。
今年の
フェブラリーSを7連勝で制した
インティ(牡5、栗東・
野中賢二厩舎)。前走の
かしわ記念で連勝は止まったものの、出遅れの影響もあったか。1800mの
東海Sを鮮やかに逃げ切っているだけに、1ハロン延長となる初の2000m戦でも引き続き期待したい。鞍上は歴代最多の
帝王賞5勝を挙げている
武豊騎手。
およそ5ヶ月ぶりの休み明けとなった
大井記念を圧勝した
モジアナフレイバー(牡4、大井・
福永敏厩舎)。重馬場ではあったものの、勝ちタイム2:05.0は、同舞台の昨年
東京大賞典での勝ちタイム2:05.9と比較しても好内容だろう。今年2走目で前進も見込めるだけに久々の地方馬制覇となるか。鞍上は
繁田健一騎手。
その時の
東京大賞典の勝ち馬
オメガパフューム(牡4、栗東・
安田翔伍厩舎)は、
D.レーン騎手との新コンビとなる。前走の
平安Sでは59kgを背負わされたなかで3着と悲観する内容ではなく、右回りではこれまで8戦して5勝、2着2回、3着1回と安定感抜群の成績を残している。GI・2勝目に期待したい。
昨年ホッカイドウ競馬で
年度代表馬に輝いた
スーパーステション(牡5、北海道・
角川秀樹厩舎)が、主戦の
阿部龍騎手とともに参戦する。前々走の
コスモバルク記念は1.8秒差、前走の
赤レンガ記念は単勝1.0倍の支持を受けての2.2秒差と圧巻の競馬を見せており、昨年の
東京大賞典でも6着と大きく負けていない。北海道所属馬から初の
帝王賞馬誕生となるか。
ダイオライト記念、
平安Sと重賞連勝中の
チュウワウィザード(牡4、栗東・
大久保龍志厩舎)が、満を持してのGI/JpnI初出走となる。デビュー以来11戦して馬券圏外はなく、近走の重賞4戦では3勝、2着1回。今回最内枠からの発走でいきなり
ビッグタイトル獲得となるか。鞍上は
川田将雅騎手。
他にも、今回が移籍後初戦となるGI/JpnI・2勝の
ノンコノユメ(セ7、大井・
荒山勝徳厩舎)や今年の
川崎記念覇者
ミツバ(牡7、栗東・加用正厩舎)、昨年の
帝王賞3、4着馬
サウンドトゥルー(セ9、船橋・
佐藤裕太厩舎)、
リッカルド(セ8、船橋・
佐藤裕太厩舎)らも出走する。