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【大井・帝王賞】春のダート総決算、2010年フリオーソ以降は中央馬に軍配/地方競馬見どころ

  • 2019年06月26日(水) 11時58分
 本日26日に大井競馬11R(発走時間20:05)で行われる帝王賞(4歳上・ダ2000m・1着賞金6000万円)にGI/JpnIウイナー7頭を含む14頭が出走する。過去地方馬の優勝も多かったものの、2010年のフリオーソ以降はすべて中央馬に軍配が上がっている。

 今年のフェブラリーSを7連勝で制したインティ(牡5、栗東・野中賢二厩舎)。前走のかしわ記念で連勝は止まったものの、出遅れの影響もあったか。1800mの東海Sを鮮やかに逃げ切っているだけに、1ハロン延長となる初の2000m戦でも引き続き期待したい。鞍上は歴代最多の帝王賞5勝を挙げている武豊騎手

 およそ5ヶ月ぶりの休み明けとなった大井記念を圧勝したモジアナフレイバー(牡4、大井・福永敏厩舎)。重馬場ではあったものの、勝ちタイム2:05.0は、同舞台の昨年東京大賞典での勝ちタイム2:05.9と比較しても好内容だろう。今年2走目で前進も見込めるだけに久々の地方馬制覇となるか。鞍上は繁田健一騎手

 その時の東京大賞典の勝ち馬オメガパフューム(牡4、栗東・安田翔伍厩舎)は、D.レーン騎手との新コンビとなる。前走の平安Sでは59kgを背負わされたなかで3着と悲観する内容ではなく、右回りではこれまで8戦して5勝、2着2回、3着1回と安定感抜群の成績を残している。GI・2勝目に期待したい。

 昨年ホッカイドウ競馬で年度代表馬に輝いたスーパーステション(牡5、北海道・角川秀樹厩舎)が、主戦の阿部龍騎手とともに参戦する。前々走のコスモバルク記念は1.8秒差、前走の赤レンガ記念は単勝1.0倍の支持を受けての2.2秒差と圧巻の競馬を見せており、昨年の東京大賞典でも6着と大きく負けていない。北海道所属馬から初の帝王賞馬誕生となるか。

 ダイオライト記念平安Sと重賞連勝中のチュウワウィザード(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)が、満を持してのGI/JpnI初出走となる。デビュー以来11戦して馬券圏外はなく、近走の重賞4戦では3勝、2着1回。今回最内枠からの発走でいきなりビッグタイトル獲得となるか。鞍上は川田将雅騎手

 他にも、今回が移籍後初戦となるGI/JpnI・2勝のノンコノユメ(セ7、大井・荒山勝徳厩舎)や今年の川崎記念覇者ミツバ(牡7、栗東・加用正厩舎)、昨年の帝王賞3、4着馬サウンドトゥルー(セ9、船橋・佐藤裕太厩舎)、リッカルド(セ8、船橋・佐藤裕太厩舎)らも出走する。

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